医療新時代を開くNAD+ NMN(ナイアシン:ビタミンB³)

バブル崩壊前後と極似する新規サプリメントの急増
乱立は不景気を象徴しているのか

2024/03/08
最終更新:2026-09-08

1. 不景気で増える新規参入企業のサプリメント本業が不振で行き詰まった多くの企業が新たなマーケット探しに一見、取り組みやすいサプリメント販売や回春商品は一つの回答なのでしょうが、少なくともサプリメントは短期間で答えを出したい事業には不向きです。
歴史が永い健康食材がベースと言えども、サプリメントは適正な摂食量データを得るまでには長い年月がかかります。
医薬品のように化学合成素材ベースのサプリメントなら安全性確保に数十年はかかるでしょう 「健康オタクが癌になり、認知症を防げないなぜ:
健康オタクの盲点:サプリメントの危険性は化学合成素材と過剰な摂食量」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=1522. バブル崩壊期前後は薬害と超高額サプリメント出現の時代新規のサプリメントが乱出したバブル崩壊期前後は医薬品の薬害が多出している時期でもありました。
粗製乱造の新規開発商品が未熟なまま市場に出回り 付け焼き刃の健康情報が有力メディアにより流された結果過剰投与、過剰摂取が拡がり、数々の深刻な事件を引き起こしました 「安全性と成分量確認が必須なサプリメントと医薬品整腸剤新薬キノホルム薬害の教訓」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=633
 食用有害物質規制は国により大きく異なるため規制の甘い日本には食品添加物ばかりではなく、有害サプリメントも少なくありません。
不振の本業による過剰人員が不慣れなサプリメント事業を担当することになり発売した新規サプリメントが大事件を引き起こしたケースも珍しくありません。
下記はその中でも最大規模、日本企業が2,000億円を超えるとも言われる賠償金を米国民に支払った大事件でした「合成アミノ酸トリプトファンによる好酸球増多筋痛症候群(EMS)事件」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=538
 サプリメントは副作用が当たり前の医薬品と異なり、消費者に警戒心がほとんどありません。
作用機序が理解できない消費者は「高額ならば効能が優れている」との理解(誤解)により購入するケースが少なくありません。
バブル発生前後から崩壊の時期は、癌に有用と謳った菌培養アガリクスなど一か月程度の使用量で7万円、化学合成による魚油成分由来の数万円のサプリメントなど不適切商品が出現した狂乱時代です3. バブル期に乱出した盗用健康情報や偽造健康情報バブル崩壊前後のTVでは健康情報番組が乱立しており、某テレビ局では専門外に関わらず出演したクリニック医師がインゲンマメのダイエットで誤った情報を流し、死者を含む中毒者多数の事件が発生。
他番組にも同様事件でクレームが多数。

サプリメントを理解していないマスコミが未熟な健康情報で煽ったおかげで過剰投与、過剰摂取が拡がり、死者発生など数々の深刻な事件が絶えませんでした。

「合成アミノ酸過剰摂取の危険性:
高血圧、心臓病、感染症悪化、インスリン代謝阻害」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=541
 体の機能を怠け者にする(退化させる)健康情報https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=456
 後年プロ野球球団所有で有名になったDeNAのWELQに端を発した盗用健康情報や偽造健康情報が摘発され、サイバーエージェント、リクルートHD、ヤフー、KDDIが未熟や偽のコンテンツを掲載した健康情報サイトをクローズ。
​国民は大量の偽造、盗用健康情報がネットに溢れていたことを遅ればせながら知るところとなりました。
偽造、盗用健康情報が有力マスメディアに流布されるとは先進国では類例を見ない、おかしな事件ですが、背景には省庁、大企業、学者、研究者などの権威を盲信する日本独特の土壌があります。
有力マスメディアのコンテンツ、有名人の推奨などに何の疑義も持たない純粋な国民性も企業の不正が蔓延(はびこる)原因でしょう。
4. 景気悪化時期に発売されたサプリメントの危険性短期間で答えを出したい新規参入企業は企業買収で解決を図りますが、開発済みの既存商品ばかりでなく、先発企業の模倣品を販売することがあります。

ノギボタニカルの主力商品がターゲットとなることも多々ありますが、難題は模倣品が差別化を目論んで使用素材の原料と投与量を替えてしまうことです。
サプリメントには公式な摂食量というものがありませんから、開発者が永年をかけて少しづつ最適量のデータを積み上げていくだけです。
栄養学や漢方薬の知識のない医学関係者が、模倣企業に依頼されて、根拠の無い摂食量を公表しますから、市場が混乱し大事件に発展することが少なくありません。

後発の模倣品が多い赤ワインレスベラトロールは体細胞の寿命を決する長寿酵素サーチュイン類を最も強力に制御できると確認された物質。
それだけに主成分のスチルベンは用法が難しいポリフェノール。
安全性を確保するには、米国で赤ワインレスベラトロールの医薬品を開発していた研究者とも情報交換し、長期間の試行錯誤が必要でした。
発見から現在までをまとめた時系列のレポートをご覧ください。
 「レスベ出現の必然:抗老化酵素サーチュインの機能発見に至る道」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=662
 上記コラムに記載されていますが、合成レスベラトロールは副作用問題が解決できず、すでに医薬品開発が中止された物質。
米国では、医薬品用に開発された高濃度の合成レスベラトロールをサプリメントに使用する動きに注意報、警戒警報がだされています。


合成レスベラトロールと赤ワイン由来の天然レスベラトロールとの作用機序や効能効果が区別できない医者などが情報発信していますから、要注意です。
 警告を無視して投与した場合はエネルギー源の糖分吸収に働くグルコトランスポーター1型(GLUT1)が脳、網膜(retina)、胎盤(placenta)、赤血球などに作用して、組織が必要とする糖分や脂質の欠如で重篤な症状が発生する危険性があります。5.長寿酵素サーチュインは毒と薬が背中合わせ天然レスベラトロールサプリメントならば、開発者に最低限必須な知識は細胞内タンパク質ヒストンのアセチル化と脱アセチル化、テロメアとテロメラーゼのメカニズムです。

この健康長寿に関わる最大作用の知識が開発者に欠けると遺伝子の突然変異を招き、悪性腫瘍や癌発症の危険さえ招くサプリメントなります
 「安価な抗がん剤が期待できるヒストン脱アセチル化酵素阻害剤の開発なぜ長寿と抗がんが両立できるのか」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=648
 「新抗がん剤開発のヒントはブドウ・レスベラトロールの機能解明:
長寿の酵素が癌遺伝子発現と脳血管障害を制御」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=404
 (ヒストン脱アセチル化酵素の解説があります)
 長期間摂食するサプリメントで最も重要なのは食事並の摂食量に限ることです。
「ブドウ・レスベラトロールが機能するカロリー・リストリクション(CR)効果:
少量のレスベラトロールで長寿を達成」
https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=157