「遺伝子工学による不妊治療と若返り:
ブドウ・レスベラトロールが卵巣老化を防止」 https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=1603. 子宮に蓄積する分泌蛋白質が生殖能力を失わせる2015年の暮れに不妊と子宮がん、子宮頸がんに関して注目すべき論文がある専門雑誌に掲載されました。
この研究と発見はその後の分子細胞遺伝子学の発展により不妊や子宮がん、子宮頸がんの防止に明るさを与えるばかりでなく、健康な長寿と肌や髪の若返りが大いに期待されるようになりました。
「Reproductive Aging Drives Protein Accumulation inthe Uterus and Limits Lifespan」
生殖可能年齢 (reproductive aging)が終焉を迎えても元気で生活できる人類には肉体的年齢(somatic aging) という言葉があり、これは人により様々です。
生殖可能年齢と肉体的年齢が線引きされるメカニズムは永らく不明でしたが、スタンフォード大学のグループ*が加齢に応じて子宮(uterus)に蓄積して行く分泌蛋白質が生殖能力を失わせる原因となることを見出しました。
*Department of Genetics、Department of Chemical and Systems Biology、 Stanford Universityこの発見は分泌ホルモンとその抑制ホルモン(酵素)を通じて男性の性的能力の強弱についても様々な示唆がありました。
「老化と生活習慣病は細胞内異変の自動修復作用不全」 https://botanicals.co.jp/library_view.php?library_num=518 反面、生殖能力の終焉(infertility) は体組織に有害な変異を防ぐ役割もありますから(detrimental changes in the soma)、不自然に生殖能力(fertility)を延ばし若返りを図ることは危険といわれています。
加齢のどのようなタイミングで生殖能力(fertility)が低下し、停止(cessation)に至るか。終焉(infertility)がどのように延長(延命)されるのか。
分泌蛋白質蓄積のヒト研究によって、そのメカニズムの経路が解明され、安全な制御法の発見(elucidated)が近づいたときに、新しい時代が到来することになるでしょう。