1. 世界肝炎の日(World Hepatitis Day :WHD)
2019年7月28日は世界肝炎の日(World Hepatitis Day :WHD)
世界では約3億人が感染しているといわれる各種の肝炎(Hepatitis)。
世界肝炎の日はその撲滅をテーマにした国連のキャンペーンです。
スローガンは「Missing Millions」。
毎年肝炎で亡くなる世界の約100万人に因んでいます。
今年のキャンペーンでは特に非ウィルス性肝炎をとりあげています。
「On World Hepatitis Day, 28 July, we call on people from across the worldto take action and raise awareness to find the “missing millions」2. 非ウィルス性肝炎は見えざる敵ほとんどの人が進行に気づかない非ウィルス性肝炎は見えざる敵が肝臓を静かに蝕み、時を経て気付いた時は手遅れが多い人類の強敵。
非ウィルス性肝炎はアルコール性肝炎(alcoholic steatohepatitis:ASH:アッシュ)が知られていますが、あまり知られていないのがヘモクロマトーシス(hemochromatosis:鉄過剰症)を原因とする非アルコール性肝炎。
一般的にはアッシュに対してナッシュ(NASH:non-alcoholic steatohepatitis)と呼ばれています。
ナッシュはインシュリン抵抗性肝臓鉄過剰蓄積(IR-HIO)
(insulin resistance-associated hepatic iron overload)とも呼ばれます。3. 遺伝性と突発性のヘモクロマトーシス(hemochromatosis)
ヘモクロマトーシス(hemochromatosis)は肝臓、心臓、膵臓など全身の臓器に鉄が過剰沈着し、機能障害を生じる疾病。
肝炎に進む鉄過剰症(iron overload)には遺伝性(hereditary hemochromatosis)と突発性(idiopathic hemochromatosis)がありますが米国で特に問題となるのは北ヨーロッパをルーツとする*白人のコ―カシアン(Caucasians)に多い遺伝性の鉄分臓器沈着。
遺伝子の劣勢遺伝(6番染色体の遺伝子)を持つほとんどの人はそれに気づかないそうです。
* コ―カシアン:
コーカサス地方由来の命名といわれ、諸説が多々ありますが ヨーロッパをルーツとした身体能力の優れたゲルマンなど白人種の代名詞となっています。